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新会員サービス「オンラインサロン」 大好評開催中! | 2023年2月
キャリアプランは「どんな管理栄養士になりたいか」を
しっかり話し合うところから
本協会の栄養経営士・栄養経営サポーターのみが無料で参加できる「オンラインサロン」。第21回は1月30日(月)18:30より行われました。協会からは宮澤靖代表理事、吉田貞夫理事、山下茂子理事、西岡心大理事、真壁昇理事、田中智美理事が出席し、参加者からの質問に対しみんなで意見を出し合いました。
実習に来た学生が栄養士になって帰ってきてくれた! さてどう育てれば?
2023年最初のオンラインサロンは、北海道在住の田中理事による「冬は窓ガラスも凍るので、エンジンスターターを使って先に車を暖めてから乗る。−18度はとにかく寒い」という感想から、吉田理事の「沖縄は寒くなると桜が咲くので、地味に寒いくらいの今、ちょうど病院の前の桜が咲きはじめてキレイ」という話まで、南北に長い日本ならではの近況報告からはじまりました。
この日、2つめの質問として紹介されたのは、スタッフの育成について。「夏に実習に来た学生2名が栄養士になり来てくれることになったので、管理栄養士にさせたい。最初は厨房業務からだが、どのように過ごさせてあげればよいか」と悩む相談についての意見交換がなされました。
西岡理事は「国家試験合格のための支援と、その後どういう管理栄養士にしたいかの支援の、2つの視点があると思う。試験のためには、やはり勉強する時間をつくってあげるとよいのでは。病態別の食事づくりやカルテを見る時間をつくることも、臨床のイメージにつながるかもしれない。後者については、たとえば臨床栄養士にしたいなら、厨房業務をしながら病棟に行って患者の姿を見せたり話をしたりすることが大事になると思う」とアドバイスしました。
山下理事は「契約している短大から学生を現場に送ってもらっていて、彼女たちには毎週木曜に90分間の勉強時間をとっている。そのときに、まだ勉強したことが頭に残っている、国家試験に合格して間がない管理栄養士が勉強会の講師をしている。お互いに良い刺激になっているようだ」と経験談を紹介しました。
宮澤代表理事からは「基本的には西岡理事と同じだが、相談者の将来構想にもよる。どういう管理栄養士にしたいのか、本人たちのキャリアプランと相談者の描くキャリアプランとでしっかり話し合って、お互いに納得できるプランを立てるのがよいのでは」と話しました。
スタッフの育成がうまくいったら「全国栄養経営士のつどい」で発表することも視野にいれているという相談者の頼もしい言葉に、事務局としては全力で応援したいと思います。みなさんも、スタッフ育成での工夫やその結果について、ぜひ「つどい」やサロンで発表してください!
「オンラインサロン」は今後も月に1回のペースで実施する予定です。全国の栄養経営士や理事の先生方と直接交流できる、会員ならではの貴重な機会ですので、ぜひ奮ってご参加ください。
1月30日(水)のオンラインサロンの話題
・食事療養費の妥当な金額ってどのくらいだと思う?
・新卒の栄養士に管理栄養士の免許を取らせたいけどどういう指導をすればいい?
・経管栄養開始のタイミングは? 開始基準まであと少し…のときは何してる? ほか