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謹賀新年 代表理事ご挨拶 | 2023年1月

栄養経営士の全国ネット構築に向け
各支部の活動を盛り上げよう

一般社団法人日本栄養経営実践協会は、2023年5月で9周年を迎えます。栄養経営士正会員は601人、栄養経営サポーターは28人になりました(2023年1月10日現在)。宮澤靖代表理事より、新年のご挨拶を申し上げます。

宮澤代表理事

支部活動の活性化と会員メリットの充実

新年、明けましておめでとうございます。本協会は皆さまのご指導・ご鞭撻により、今年5月で設立9周年を迎える運びとなりました。厚く御礼申し上げます。

昨年11月には北陸支部が誕生し、全国7支部となりました。栄養経営士による全国ネットの実現も着々と近づいています。こうした状況を踏まえ、協会として今年は支部活動に注力したいと考えています。本部は支部活動をサポートする体制づくりを行い、代表理事である私をはじめ理事の先生方にも支部活動に参加していただき、皆で一緒に活動するのだという意思を示したいと思います。

また、会員としてのメリットをどう打ち出すかを、今年も協会として模索し、実行していきます。毎月開催しているオンラインサロンの他にも、会員にとって有益な事業を展開したいと思います。なお、今年の「全国栄養経営士のつどい」は、秋ごろに北陸での開催を検討しています。事例報告や講演など、参加者にとって有意義なものとなるよう、企画立案中です。会員以外の方も参加可能ですので、その際は奮ってご参加ください。

組織変革の第一歩 意識の統一化を図ろう

来年4月には次の診療報酬改定があり、医師に対する時間外労働の上限規制の適用(医師の働き方改革)も始まります。そこで管理栄養士に期待されるのが、病棟常駐による入院患者の栄養管理です。これは将来、必ず標準化されるでしょう。そのときを見据えて、現在は加算対象ではない病院も、今から行動を起こす必要があります。

そのために必要になるのが組織の変革であり、その第一歩が「組織内の意識の統一化」です。まずは部署内で「どんな職場にしたいか、どういう仕事をしたいか」を話し合ってください。新卒も管理職も、全員が意思表明をして意識を統一するのがスタートラインになります。管理職の方は、発言力の強弱に惑わされず、しっかりハンドリングしてください。それを乗り越えれば、組織が一枚岩になります。

一人職場や少人数のため難しい、モチベーションが続かないという場合には、ぜひ、医師や看護師など他部署に友人をつくってください。私が近森病院に赴任した当初、一人だったときに助けてくれたのは、仲良くなった医師や看護師でした。それでも厳しいときは、どうぞ協会を頼ってください。サロンでも事務局に直接でもかまいません。全力でサポートいたします。

会員を増やし栄養経営の考えをより広めよう

10周年に向け、より栄養経営の考えを広めていくには、もっと会員数を増やしていく必要があります。一人ひとりは微力でも、集まれば大きなことを成し遂げられる力となります。そのためにもぜひ、管理栄養士の皆さまには基礎講習への参加と資格試験の受験、そして栄養経営士として協会への参画をお願いいたします。

本年が栄養経営士の皆さまのさらなるご活躍の年になることを祈念しいたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。